記憶の引き出し

思ったことを書き留めるためのヲタク日記

「現実」と「決意」

いつもに増して文体が雑、また読みづらいポエムになってしまっています。
不快に思われるようであれば閉じてください。
今の私の思いです。


受け止めきれない現実。
関ジャニ∞から渋谷すばるくんがいなくなるって。


夫がニュースを見て、一言言った。
「そういえば俺が転職したのも36歳だったなぁ」と。
少しだけ、ほんの少しだけ、理解と諦めの気持ちができた。


女性アイドルとはまた違う風潮のある男性アイドル。
しかもあのジャニーズに所属しているとなると「ずっとアイドルでいてくれる」と思えてくる。ヒガシさんやTOKIO兄さんのように。


男性はきっとそのくらいの年齢になると今後を考え始めるのかもしれない。
40手前。
人生の半分といわれる年齢を迎える前に。
それはきっとどんな職種に着いている人でも一緒。
サラリーマンであろうと、芸能人であろうと一緒。そんな風に思えた。
一人の人間なのだと痛感させられて、アイドルが偶像であるということも痛感させられる。


夫の話だけでなくて、もう一つ思い出したことがある。
NEWSの今回のアルバム「EPCOTIA」に収録されている増田さんのソロ曲「Thunder」。
いろいろなところで解釈のブログや、メンバーであるシゲアキさんのブログ「シゲアキのクラウド」でも語られている。
読み解く事はできないし、全て妄想の可能性もあるが、増田さんのひとりの人間としての叫びが詰まっている、と私は感じた。
アイドルというある意味特殊な職業を背負った「ひとりの人間」なのだと。


だけど、ファン心理は何よりも何よりも何を差し置いても、寂しい。
そこにいたはずのすばるくんを探してしまう。赤が似合うあなたを。関ジャニ∞の楽曲にあなたの歌声を。関ジャニ∞というアイドルグループでずっといてほしかった。
願うことならもう一度「エイター!」と呼びかけるあの声を聴きたかった。
「宇宙へ行ったライオン」のようにメンバーを見渡して力強く歌う姿を見たかった。
ああ、もう、こう書いているだけで泣けてくる。もう見れないんだって。


すばるくんのことを大好きが故に背中を押してくれたメンバーがバンドのフロントマンを失うことで見せるこれからの景色は不透明だし予測がつかない。
今いるエイターがどれほどの愛に応え、愛を受け取るか未知数だ。


けれども関ジャニ∞の会見は、悲しみも悔しさも顔に滲ませさらけ出した上で、どこかあったかくて。
家族が旅立つかのようなコメントの全貌だった。
家族よりも濃い時間を過ごしたメンバー同士だからこその姿、そしてエイターが聞きたかったことも全部ひっくるめてコメントにしてくれた。
今回、会見を開いてエイターにありのままの姿で泣きながら、時には(無理にでも)微笑みながら話す姿を見せてくれたメンバーには本当に感謝したいと素直に思う。


どこか他人事のように話せているのはきっとまだ関ジャニ∞からのボールを受け止めきれてないのかもしれない。
もうエイターがどれだけ何を言おうとも現実を変えられないことを悟ったのかもしれない。
もしくは空いた穴を無視して日常に没頭しようとしているのかもしれない。
受け止められるようになるのはいつだろう。
6人でステージに立つ姿を見た時なんだろうか。すばるくんの個人の活躍が目に見えた時なんだろうか。
今はまだ関ジャニ∞の曲が聴けない。泣いてしまうから。


でも、さっきからずっと頭の中でノスタルジアが鳴り響いている。


「変わっていくってわかってたあの日」
絞り出すようなまるちゃんの声がずっとずっと。


エイターとしては泣きながら悲しみながら、でも前を向こうと必死にもがく6人の関ジャニ∞を応援するためにツアーに行く決意をした。