記憶の引き出し

思ったことを書き留めるためのヲタク日記

ラーメンの話と「だいじなもの」

HAPPYな記事を書きたいけれど、これだけは触れておきたいから書きます。
作品に触れていますので、そのあたりはご注意ください。

シゲアキのクラウドの「ラーメン」の話。
web読んですぐに思い浮かんだし気づいた。それはエントランスとイグジットに引っかかることなく(そこが私の読書量の足りない部分)。
何故ここで言うのという疑問は持たずに、きっと何かを伝えたかったんだろう。それはラーメンの話に置き換えられて。
本当はそんな風に書きたかった(読み取ってほしかった)わけでもないかもしれないし、それは作者にしかわからないことだから問題には出来ない。
不安にならなかったと言えば嘘になるし、過去のことがよぎったりするグループのメンバーによってこんな言葉が発せられるなんて思いもしなかったから心配になったりもした。

けれども何より「好きなことは好きと叫ぶ」のが大事なんだと受け取りました。
いつか終わりを迎えてしまうとしても、今あなたが見えている時間は嘘ではないこと。
その瞬間を見逃さないようにして応援したい。その気持ちがもしあなたに届くとしたら。あなたの動く原動力になるとしたら。
それはファンの立場ならばうれしいことですから。

だから私のできる範囲でCDも公式グッズも買うしラジオにもメール送るし、もちろんFCも更新します。
関係のない人間だけど、力になることを願って。

そしてこの想いと一緒に考えたいのが野性時代掲載の「だいじなこと」。
読み終わって必ず感じる心のざわつきや刺された感触が残っています。
ここで言う「だいじなもの」に考えさせられるものがありました。
作者(シゲアキさん)の意図している見方や受け取り方とは少し違うかもしれませんが、個人的な感想です。

それは私がアイドルのファンであること。
ファンであるということは本人にとって何も関わりがないものだし、その人が誰のファンであろうとなかろうと一人の人間だということ。
ではファンでなくなった私個人って何が残るんだろう?って考えさせられました。言ってしまえば自分のことを知らない人に貢いで何の得になる?と不思議に思う人はいるかもしれません。
先立つものには限りがあるから自分磨きも大事なことでしょうし怠ってはいけないけれども、大好きな人を見る・聞くことは一つの楽しみでもあるのです。
苦しく思う必要もどこにもないし、つらくなったら離れればいい。でも応援していることでもたらされる楽しみや癒しも、私を形成している一つのピースです。
そのピースを抜いても、私はわたしであることに変わりはない。でもせっかく見つけた楽しみなピースはまだまだ楽しみたい。

「あなたのために」。
関係のない人間だけど、私の為にもあなたを応援したいと思います。